インプラントできない歯茎がある!インプラントできない場合の治療法 阿倍野区の(医)佐々木歯科医院^ ^
2024.10.20
こんにちは!大阪市阿倍野区三明町の佐々木歯科です。
涼しい室内でも水分補給は忘れずに!
体調にお気をつけて過ごしてくださいね。
さて、今日はインプラント治療が難しいケースのお話です。
インプラントができない歯茎がある!
インプラント治療は、失った歯の代わりに人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。
しかし、以下のようなケースではインプラント治療が難しい、または不可能になる場合があります。
1: 骨が薄い
インプラントは、顎の骨にしっかりと固定される必要があります。
そのため、骨が薄い場合は、インプラントが安定せず、抜けてしまう可能性があります。
骨の厚みが足りない場合は、骨造成手術と呼ばれる、骨を増やす手術が必要となるケースもあります。
2: 未成年
未成年の場合は、顎の骨がまだ成長段階にあるため、インプラント治療を行うと、成長に影響を与えてしまう可能性があります。
そのため、一般的には、顎の骨の成長が止まった18歳以降にインプラント治療を行うことを推奨しています。
3: 口腔内の疾病
虫歯や歯周病など、口腔内に感染症がある場合は、インプラント治療を行うと、感染症が悪化する可能性があります。
そのため、インプラント治療を行う前に、これらの感染症を治療することが必要です。
4: 妊娠中
妊娠中は、ホルモンバランスの変化や免疫力の低下などにより、インプラント治療を行うと、母体や胎児に影響を与える可能性があります。
そのため、妊娠中はインプラント治療を避けることが推奨されます。
5: 糖尿病
糖尿病は、血液中の糖分濃度が常に高い状態が続く病気です。
糖尿病の人は、免疫力が低下し、傷の治りが遅くなったり、感染症を起こしやすくなったりする傾向があります。
そのため、インプラント治療を行う場合は、血糖値のコントロールが重要です。
6: 血液透析
腎臓病などにより、血液透析を受けている場合は、免疫力が低下しているため、インプラント治療を行うと、感染症のリスクが高まります。
また、骨粗鬆症などの合併症も起こりやすく、インプラント治療が難しい場合があります。
7: ヘビースモーカー
タバコには、血管を収縮させるニコチンやタールが含まれており、これらの物質は、インプラントと骨の結合を阻害する可能性があります。
そのため、ヘビースモーカーは、インプラント治療が難しい場合があります。
インプラントできない人はどうする?
インプラント治療が難しい場合でも、諦める必要はありません。
様々な治療法があり、患者さんの状態に合った最適な治療法を選択することができます。
1: 骨造成治療
骨が薄い場合は、骨造成治療と呼ばれる、骨を増やす手術を行うことで、インプラント治療が可能になる場合があります。
骨造成治療には、ソケットリフトやサイナスリフトなど、様々な方法があります。
2: インプラント以外の選択肢
インプラント治療が難しい、または希望しない場合は、以下のようなインプラント以外の選択肢も検討できます。
・差し歯
歯根が残っている場合に、その上に被せ物をする治療法です。
・ブリッジ
欠損した歯の両隣の歯を支えにして、橋をかけるように欠損した歯を補う治療法です。
・部分入れ歯
金属製のクラスプと呼ばれる金具を、残っている歯にかけて入れ歯を固定して欠損した歯を補う治療法です。
まとめ
インプラント治療は、失った歯の機能を回復させる有効な手段ですが、様々な理由で治療が難しいケースもあります。
インプラント治療が難しい場合は、骨造成治療やインプラント以外の選択肢などを検討しましょう。
そして、自分に合った治療法を選択するためには、信頼できる歯科医に相談することが大切です。
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