小児矯正の治療例
当院では6歳頃から12歳頃のお子様には、顎顔面矯正、いわゆる歯列育形成を行ない顎の発育を促すことに努めます。そして、13歳以上になり骨格が完成しているお子様には経過を見て、状況により、本格矯正を行なっています。
小児矯正 症例1(11歳 男児)
装置は大きく見えますが子供の場合すぐ慣れます。
2ヶ月で順調に拡大でき、大人の歯が入るスペースを確保できました。このまま経過を見ていき、状況に応じて対応していきます。
小児矯正 症例2
青矢印の歯(6歳臼歯)が前方に生えてしまってますので、矢印の歯(犬歯)が生える場所がないため八重歯になってしまってます。
このまま置いておくとプラークコントロールのしずらい口腔内になりますので将来的に虫歯のリスクとかみ合わせの不調和によるトラブルが懸念されます。
青矢印の歯(6歳臼歯)を後方の正しい位置に持っていきながらスペースをつくり
黄矢印の歯(犬歯)が生える場所を作って正しい位置に引っ張ってきます。
6歳臼歯を後方の正しい位置へもっていき犬歯が入るスペースができました。
あとは微調整してそれぞれの歯を正しい位置へ移動させて終了です。
ガタガタのないきれいなU字型のアーチができればそれだけ長期にわたり安定した歯並びが維持されます。
小児矯正 症例3(7歳)
矯正開始年齢7歳 矯正装着期間2年6ヶ月後、経過観察
小児矯正 症例4(7歳)
矯正開始年齢7歳
矯正装着期間2年6ヶ月後、経過観察
成人矯正の治療例
顎骨の成長を終えた成人は、本格矯正を行ないます。矯正をされた方が一様に言われるのは「装置はすぐに慣れる」ということ。そして、矯正開始3ヶ月も経てばかなり歯が動き、効果が実感できます。矯正治療で美しく機能的な口元を手にいれましょう。
ただし、顎の骨の位置を改善しなければならないケースでは、外科的な矯正治療が必要となることがあります。年齢制限はありませんが、歯周病の場合には注意が必要です。
成人矯正 症例1(20代 女性)
開始年齢23歳 治療期間2年3ヶ月
成人矯正 症例2(10代 男性)
治療期間2年6ヶ月
佐々木歯科医院の矯正歯科について矯正歯科の治療法を紹介します。