抜歯と同時にインプラント?即時インプラント治療のメリット・デメリットを解説 阿倍野区の(医)佐々木歯科医院^ ^
2024.10.16
こんにちは!大阪市阿倍野区三明町の佐々木歯科です。
日差しが強い時期ですが、日焼け対策、熱中症対策はしていますか?
体調には十分に気をつけてお過ごしください。
さて、今日は抜歯即時インプラントについてです。
抜歯即時インプラントとはどんな治療?
抜歯即時インプラントとは、その名の通り、抜歯と同時にインプラントを埋入する治療方法です。
従来のインプラント治療では、抜歯後に歯ぐきや顎の骨が回復するのを待ってからインプラントを埋入していました。
そのため、治療開始までに数ヶ月から半年ほどかかることも多く、歯が使えない期間の不便さを感じて生活しなければなりませんでした。
しかし、抜歯即時インプラントは、抜歯と同時にインプラントを埋入することで、治療期間の短縮が可能となり、患者様の負担を軽減できる治療法として注目されています。
抜歯即時インプラントのメリット・デメリット
抜歯即時インプラントは、治療期間の短縮や骨の吸収リスクの抑制といったメリットがある一方で、適応できないケースやリスクも存在します。
*メリット
1:治療期間の短縮
抜歯即時インプラントは、抜歯と同時にインプラントを埋入するため、従来のインプラント治療に比べて治療期間を大幅に短縮することができます。
2:骨の吸収リスクの抑制
抜歯後、歯槽骨は噛む刺激がなくなることで、骨吸収が起こりやすくなります。
骨吸収が進むと、インプラントを埋入するスペースが狭くなってしまい、インプラント治療が難しくなる可能性があります。
抜歯即時インプラントは、抜歯と同時にインプラントを埋入することで、骨吸収のリスクを抑制することができます。
3:見た目の変化を最小限に抑えられる
抜歯後すぐにインプラントを埋入するため、歯がない期間が短く、見た目の変化を最小限に抑えることができます。
*デメリット
1:適応できないケースがある
抜歯即時インプラントは、すべての患者様に適応できるわけではありません。
2:骨の状態が悪い場合
歯槽骨の量が不足していたり、骨の状態が悪い場合は、抜歯即時インプラントが適応されないことがあります。
3:歯ぎしりや食いしばり癖がある場合
歯ぎしりや食いしばり癖がある方は、インプラントに過度な負担がかかってしまうため、抜歯即時インプラントが適応されないことがあります。
4:噛み合わせが悪い場合
噛み合わせが悪い場合は、インプラントに負担がかかってしまい、抜歯即時インプラントが適応されないことがあります。
5:手術の難易度が高い
抜歯即時インプラントは、通常のインプラント治療よりも手術の難易度が高く、熟練した歯科医による治療が必要です。
6:費用が高い
抜歯即時インプラントは、通常のインプラント治療に比べて費用が高くなる場合があります。
まとめ
抜歯即時インプラントは、従来のインプラント治療に比べて治療期間が短く、骨吸収のリスクを抑制できるメリットがあります。
しかし、適応できないケースやリスクもあるため、治療を受ける前に歯科医に相談し、自分の状態に合った治療方法を選択することが大切です。
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