矯正で顔が長くなる?見た目の変化とその原因 阿倍野区の(医)佐々木歯科医院^ ^
2024.10.12
こんにちは!大阪市阿倍野区三明町の佐々木歯科です。
夏も本格的な暑さになってきましたが、夏らしいことはしましたか?
海や夏祭りなど夏しかできないことってたくさんありますよね。
今日は、矯正で顔が長くなるかどうかについてのお話です。
矯正で顔が長くなるって本当?
矯正で顔が長くなる、という噂を耳にすることは少なくありません。
「せっかく歯並びがよくなっても、顔が長くなってしまったら元も子もない…」
そんな不安を抱えている方もいるかもしれません。
結論から言うと、矯正で顔が長くなることは、必ずしも真実ではありません。
しかし、人中が伸びたり、顔が長く見えるように感じることは、稀に起こりえます。
1: 人中の変化
人中とは、鼻の下から口の上までの部分のことを指します。
矯正によって人中の長さが変化することがありますが、それは人中の伸びとは限りません。
人中の長さは、骨格や軟骨、筋肉などの複合的な要素によって決まります。
矯正によって歯の位置が変わることで、これらの要素に影響を与え、人中の長さが変化することがあります。
2: 人中の伸び
人中が伸びる原因として考えられるのは、歯の移動によって上唇が引っ張られることです。
特に、前歯を前に出す矯正や、下顎前突(しゃくれ)の矯正などでは、上唇が引っ張られることで人中が伸びて見えることがあります。
しかし、これはあくまでも見た目上の変化であり、人中の骨格自体が伸びるわけではありません。
3: 人中の縮み
逆に、人中が縮むケースもあります。
これは、歯の移動によって上唇が前に押し出されることで、人中が短く見えるようになるためです。
例えば、出っ歯の矯正などでは、歯を後ろに引くことで上唇が前に出て、人中が短く見えることがあります。
4: 矯正による顔の長さへの影響
矯正によって顔が長くなるのは、人中が伸びる以外にも、いくつかの要因が考えられます。
例えば、歯の移動によって顎の骨格が変化したり、筋肉が衰えたりすることで、顔が長く見えることがあります。
しかし、これらの変化は、個々のケースによって異なり、必ずしも顔が長くなるわけではありません。
顔が長くみえる原因を徹底解説
矯正で顔が長く見える、と感じることがある方は、人中の変化以外にも、以下の要因が考えられます。
1: 皮膚のたるみ
矯正によって歯が移動すると、顔の皮膚が引っ張られ、たるんでしまうことがあります。
特に、歯が前に出ていた場合、歯が後ろに引っ込むことで、余った皮膚がたるみ、顔が長く見えることがあります。
これは、ダイエットによって顔が痩せて、皮膚がたるむのと同じ原理です。
ただし、時間の経過とともに皮膚の弾力性も回復し、たるみが解消されることもあります。
2: 筋肉の衰え
矯正中は、食事がしにくいため、よく噛む機会が減り、顔の筋肉が衰えてしまうことがあります。
顔の筋肉が衰えると、頬がこけて見えたり、ほうれい線が深くなったりすることで、顔が長く見えることがあります。
矯正が終了すれば、元の食生活に戻すことで、筋肉の衰えも解消されます。
3: 抜歯
矯正治療では、歯のスペースを作るために、抜歯を行うことがあります。
抜歯によって顎の骨格が変化し、顔が長く見えることがあります。
しかし、抜歯は必ずしも顔が長くなる原因ではありません。
抜歯を行うかどうかは、医師と相談し、慎重に判断する必要があります。
4: その他の原因
矯正以外の要因も、顔が長く見える原因として考えられます。
例えば、加齢による骨格の変化や、生活習慣による筋肉の衰えなども、顔の長さに影響を与える可能性があります。
まとめ
矯正による顔の長さへの影響は、人中の変化、皮膚のたるみ、筋肉の衰え、抜歯など、様々な要因が考えられます。
しかし、これらの変化は必ずしも顔が長くなるわけではありません。
矯正で顔が長くなることを心配している方は、医師と相談し、自分のケースに合った治療方法を選ぶことが大切です。
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