朝晩が冷える日が増えて、
少しずつ冬の気配が近づいてきましたね🍂

さて、本日は
「矯正による口元の引っ込みすぎ」
についてお話します。
歯列矯正をして、歯並びや横顔が綺麗になることを楽しみにしていたのに、
治療が進むにつれて口元が引っ込みすぎてしまったかも！？と感じる方もいるようです。

💡なぜそのような状態が起こるのでしょうか？

〜矯正による口元の引っ込みすぎが起こる原因〜

1:ラインにこだわりすぎてしまう

Eラインとは「理想の横顔」の基準として、鼻先から顎先を結ぶラインのことを指します。
このラインを気にして歯を移動させすぎると、口元が引っ込みすぎるケースがあります。
理想のEラインも重要ですが、過度に意識することが引っ込みすぎの要因になることも。
まずは自然なバランスを大切にしましょう。

2:歯の移動が大きい

特に抜歯矯正を行った場合に、歯の移動距離が増え、口元が引っ込みすぎてしまうことがあります。
抜歯によって広がったスペースで歯が後方に移動するため、口元が強く引っ込むことがあるのです。
抜歯が必要なケースかをしっかりと見極めることが大切です。

3:治療方法が適していない

治療方法がその人に適していない場合にも、
口元が引っ込みすぎてしまうことがあります。

治療方法が自分に合っているかを確認し、
事前に医師とよく相談することが大切です。

〜矯正で引っ込みすぎを防ぐためにできること〜

1:仕上がりのイメージを明確に伝える

ご自身の理想の仕上がりイメージを明確にして、歯科医師に伝えましょう。
歯並びや口元の理想は人それぞれです。

理想のイメージが歯科医師と共有できていないと、後悔することにもつながります。
まずは具体的にイメージを伝え、どれだけ実現可能かを治療前にしっかりと話し合っておくことが大切です。

2:しっかりとした検査をしてくれる歯科医院を選ぶ

精密な診断が治療の仕上がりを左右します。
たとえば、
①横顔を詳細に確認できる「セファログラム」や、
②歯の位置を3Dで把握できる「CT検査」
などが行える歯科医院を選びましょう。
こうした検査を通じて、より適切で精度の高い治療を行うことができ、口元の過度な引っ込みを防ぎやすくなります☝️

3:丁寧に相談できる歯科医師を見つける

治療計画の確認や質問に丁寧に答えてくれる
歯科医師と出会うことも重要です。
疑問や不安がある場合は早めに相談し、
自分に合った矯正治療が受けられるよう、
納得いくまで話し合いましょう。

〜まとめ〜

歯列矯正での口元の引っ込みすぎは、
Eラインにこだわりすぎたり、
歯の移動が大きすぎることなどが原因で発生します。
口元の引っ込み過ぎに限らず、
治療前に理想をしっかり医師に伝えることや、十分な検査と信頼できる歯科医師を選ぶことが大切です。
納得のいく仕上がりを得るためには、治療に関して疑問を持たずに進められることが理想ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね☺️

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