親知らずを上下同時に抜く場合の注意点について解説!阿倍野区の(医)佐々木歯科医院^ ^
2024.9.24
こんにちは、阿倍野区佐々木歯科医院です🐱🤍
最近急に暑くなってきて、外に出るのが億劫になりますね〜🥵🔥🔥
親知らずを抜くのは、誰でも不安ですよね…。
特に、上下同時に抜くとなると、痛みや腫れ、費用、時間など、気になることがたくさんあると思います。
この記事では、親知らずを上下同時に抜く場合の注意点、費用や時間、抜歯後のケアについてお話しします👩🎓🦷
✅親知らずの上下同時抜歯は可能?
親知らずを上下同時に抜歯することは、可能です。
しかし、いくつかの注意点があります。
【1】下顎の左右親知らずの抜歯は別日に行うケースが多い
下顎の左右の親知らずを同時に抜歯すると、両側が腫れて気道が締め付けられ、呼吸が苦しくなるリスクがあります。
また、下顎の左右同時抜歯が必要な場合は、入院が必要になることもあります。
そのため、多くの歯科医院では、下顎左右2本の親知らず抜歯は別日に予約を取るようにお願いしていることが多いです。
ただし、上下2本の親知らずや上顎左右2本の親知らずであれば、同日に抜歯できる場合が多いので、歯科医院に相談してみてください。
【2】1本だけ抜くよりも痛みや腫れの症状が出やすくなる
親知らずを2本同時に抜歯すると、1本だけ抜くよりも痛みや腫れが強くなる可能性があります。
これは、痛みや腫れの原因となる箇所が2倍になるためです。
痛みや腫れをできるだけ抑えたい場合は、1本ずつ抜くことを検討するのも良いでしょう。
【3】生え方によっては同時抜歯が難しくなる
親知らずの生え方によって、同時抜歯が可能かどうかが変わってきます。
例えば、埋まっている親知らずは、抜くのが難しく、同時抜歯が難しい場合があります。
歯科医院では、レントゲン撮影などを行い、親知らずの生え方を詳しく調べ、同時抜歯が可能かどうか判断します。
✅親知らず抜歯後の注意点
親知らずを抜歯した後も、注意すべき点はたくさんあります。
抜歯後のケアをしっかりと行い、スムーズに回復できるようにしましょう。
【1】かさぶた(血餅)が剥がれないように注意する
抜歯後、傷口には血液が溜まり、ゼリー状のかさぶた(血餅)ができます。
血餅は、傷口の回復を促し、奥の骨が剥き出しになるのを防ぐ役割をしています。
しかし、舌で頻繁に触ったり、強くうがいをしたりすると、血餅が剥がれてしまうことがあります。
また、硬い食べ物や歯ブラシがあたった場合も、血餅が剥がれやすくなります。
血餅が剥がれると、傷口が再び露出してしまい、治りが遅くなるだけでなく、感染症のリスクも高まります。
そのため、抜歯後は、血餅が剥がれないように注意することが大切です。
【2】激しい運動や入浴は控える
抜歯後は、血行が良くなると出血しやすくなるため、激しい運動や長時間の入浴は控えるようにしましょう。
抜歯当日は、シャワーのみとし、安静にして過ごしてください。
翌日からは湯船に入っても構いませんが、長湯は血餅ができにくくなる可能性があるので、気を付けてください。
また、激しい運動も、血行が良くなって出血しやすくなるため、痛みや腫れが強い間は控えるようにしましょう。
【3】飲酒・喫煙は避ける
飲酒は、血行を促進し、出血を促してしまうため、抜歯当日は控えるようにしましょう。
できれば、2~3日は控えると傷口の治りが早くなります。
喫煙は、ニコチンの影響で血管が収縮し、血行不良を起こしてしまいます。
血行不良は傷の治りを遅くしてしまうため、抜歯後最低でも1週間は禁煙するようにしましょう。
【4】痛みがある場合は痛み止めを飲む
抜歯当日は、歯科医院で痛み止めを処方されます。
麻酔が切れた頃が最も痛みを感じやすいので、麻酔の効き目がなくなる前に痛み止めを服用しましょう。
処方薬がなくなってもまだ痛みが続く場合は、市販の鎮痛薬を服用しても構いません。
✅まとめ
親知らずを上下同時に抜歯することは可能ですが、下顎の左右親知らずの抜歯は別日に行うケースが多いなど、いくつかの注意点があります。
また、抜歯後は血餅が剥がれないように注意したり、激しい運動や飲酒を控えたりするなど、日常生活において様々な点に注意する必要があります。
親知らずの抜歯は、痛みや腫れなどのリスクを伴いますが、適切なケアを行うことで、スムーズに回復できます。
親知らずの抜歯を検討している方は、歯科医院に相談し、不安な点を解消してから治療に臨みましょう🦷
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