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クエン酸で歯が溶ける?正しい歯のケアで美しい笑顔を 阿倍野区の(医)佐々木歯科医院^ ^

こんにちは!大阪市阿倍野区三明町の佐々木歯科医院です。

 

 

本日は、クエン酸と歯の関係についてお話ししようと思います。

 

 

歯を白くするために歯科医院で処方してもらう薬剤でのホワイトニング方法がありますが、

身近にあるクエン酸でホワイトニングができるという噂を聞いたことがある人もいるかもしれません。

 

しかし、クエン酸を用いたホワイトニングには危険が隠れているのです。

 

 

そこで今回はクエン酸による歯のホワイトニングのリスクと、

正しい歯のケア方法についてご紹介します。

 

 

☆クエン酸で歯が溶ける?

 

クエン酸が持つ歯の着色汚れを落とす効果は、一見魅力的に思えます。

 

掃除用品としても使用されるこの酸は、

汚れを中和して溶かし落とす能力を持っているためです。

 

しかし、この方法が歯にも適用できるというウワサは、実は大きな誤解を招くものです。

 

 

☆エナメル質への損害

 

クエン酸やレモン、イチゴなどの強酸性食品で歯をこする行為は、

表面の汚れを落とすと同時に歯を保護しているエナメル質も溶かしてしまうリスクがあります。

 

エナメル質が溶けることで一時的に歯が白く見えるかもしれませんが、

実際には歯を弱らせ、痛みや虫歯のリスクを高めてしまいます。

 

エナメル質の損傷は、歯の健康にとって重大な問題です。

 

一度損傷したエナメル質は自然に修復されることはなく、

歯の敏感さが増したり、虫歯になりやすくなったりするなど、さまざまな問題を引き起こします。

 

そのため自己判断でのクエン酸を用いたホワイトニングは、

歯にとってリスクが高い行為となります。

 

 

☆酸蝕歯のリスク

 

クエン酸だけでなく、レモンやグレープフルーツなど

クエン酸が豊富な柑橘類や、酢、梅干しなども過剰に摂取することで、

歯が溶ける酸蝕歯のリスクがあります。

 

これらの食品は健康に良いとされがちですが、

歯にとっては潜在的な脅威となることもあるのです。

 

 

☆酸蝕歯とは?

 

酸蝕歯は、酸性物質によって歯が溶ける病気で、虫歯とは異なるリスクを持っています。

 

正しい歯のケア方法を知ることは、酸蝕歯を予防し、健康な歯を維持する上で欠かせません。

 

 

☆食後の歯磨きのタイミング

 

虫歯を防ぐためには、食後すぐに歯を磨くのが適切な方法となります。

 

その一方で、酸によって歯が溶ける酸蝕症を防ぐには

食事から30分以上経ってから行う歯磨きが有効とされています。

 

しかし、お口の環境は皆さん違いますので、当医院では唾液検査や、生活背景を基に

お一人お一人に合わせた歯磨きのタイミングや磨き方などをお伝えさせていただいております。

 

 

☆まとめ

 

クエン酸を用いたホワイトニングには危険があり、

酸蝕歯のリスクについて知ることが大切になります。

 

 

当院では歯科衛生士が歯のお手入れのお手伝いをさせていただきます。

地域の皆様おひとりおひとりの健康な生活をサポートしていきますので、お気軽にご相談ください😊

 

 

 

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