次亜塩素酸水でうがいをすることで得られる効果について! 阿倍野区の(医)佐々木歯科医院^ ^
2024.7.16
こんにちは!大阪市阿倍野区三明町の佐々木歯科です。
次亜塩素酸水でのうがいに興味がある方へ。
次亜塩素酸水でうがいをすることで、どのような効果が得られるのでしょうか。
今回は、次亜塩素酸水の特徴と、うがいをすることで期待できる効果について詳しく解説します。
□次亜塩素酸とは?
次亜塩素酸水は、食塩水や塩酸を電気分解することで作られる殺菌剤の一種です。
厚生労働省により成分規格が定められており、pH値や有効塩素濃度の違いにより、強酸性、弱酸性、微酸性の3種類に分類されます。
1:強酸性次亜塩素酸水
有効塩素濃度20~60ppm、pH2.7以下の水溶液です。
0.2%以下の食塩水を有隔膜電解槽で電気分解して得られます。
2:弱酸性次亜塩素酸水
有効塩素濃度10~60ppm、pH2.7~5.0の水溶液です。
強酸性と同様の方法で製造されます。
3:微酸性次亜塩素酸水
有効塩素濃度50~80ppm、pH5.0~6.5の水溶液です。
3%以下の塩酸及び5%以下の食塩を含む水溶液を無隔膜電解槽で電気分解して得られます。
この中でも、微酸性次亜塩素酸水は安全性と殺菌効果のバランスに優れていることが検証されています。
次亜塩素酸水は食品添加物としても認可されており、その安全性は厚生労働省により確認されています。
□次亜塩素酸水でうがいをすることで得られる効果
次亜塩素酸水でうがいをすることで、口腔内の細菌を大幅に減せます。
これは次亜塩素酸水がバイオフィルムと呼ばれる細菌の膜を破壊するためです。
口腔内の細菌は繰り返し繁殖しますが、うがいで一時的に細菌を減らすことに意味があります。
ここでは、次亜塩素酸水でのうがいによって得られる主な効果を紹介します。
*虫歯や歯周病の予防
次亜塩素酸水は高い殺菌効果を持つため、虫歯や歯周病の原因となる細菌を除去できます。
歯周病は歯肉や歯周組織の炎症を引き起こし、進行すると歯の喪失やあごの骨の溶解につながる可能性があります。
次亜塩素酸水でうがいをすることで、歯周病の予防や改善に役立ちます。
*口臭の防止
口臭の主な原因は、口腔内の細菌が産生する揮発性硫黄化合物です。
次亜塩素酸水でうがいをすることで、これらの細菌を除去し、口臭を防げます。
*洗口剤としての利用
次亜塩素酸水は家庭でも洗口剤として使用できます。
高い安全性と殺菌効果を持つため、日常的なオーラルケアに適しています。
以下のような症状がある方には特におすすめです。
・歯肉からの出血
・口臭が気になる
・口内のベトベト感
・虫歯になりやすい
・歯のぐらつき
・歯肉の腫れ
□まとめ
次亜塩素酸水は、食塩水や塩酸を電気分解して作られる殺菌剤であり、pH値と有効塩素濃度に基づいて3種類に分類されます。
特に微酸性次亜塩素酸水は安全性と殺菌効果のバランスに優れています。
次亜塩素酸水でうがいをすることで、口腔内の細菌を減らし、虫歯や歯周病の予防、口臭の防止などの効果が期待できます。
また、家庭での洗口剤としても利用可能です。
口内のさまざまな症状でお悩みの方は、次亜塩素酸水でのうがいを試してみてはいかがでしょうか。
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