唾液の働きについて③　阿倍野区の(医)佐々木歯科医院^ ^

こんにちは！大阪市阿倍野区三明町の佐々木歯科医院です。

 

 

今回は「唾液の質」による働きについてお話ししますね👩‍🎓

 

 

唾液中には１００種類を超える成分が含まれています。

これまで唾液中の成分の役割にはあまり注目が集まっていませんでしたが、

近年研究が進み、唾液中の成分の重要な働きが明らかになってきました。

 

今日は４つの機能について説明します。

 

 

❶免疫機能唾液の免疫機能を司るのがIgAという成分です。

 

口腔内には、IgAをリーダーとした免疫機構が存在しています。

唾液中のlgAが減少すると感染症のリスクが高まり、虫歯や歯周病リスクも高まります。

 

 

このIgAを増やすためには

１.運動

２.腸活

３.ビタミンA.B1.B2.D

４.口腔衛生

などが必要です😊

 

 

❷緩衝作用虫歯になりやすいお口の環境を正常な状態に戻してくれます。

 

 

❸再石灰化作用唾液に含まれるリン、カルシウムが作用します。

 

飲食などによって歯から溶け出してしまったミネラル分を補ってくれる作用があります。

 

 

❹脳細胞の活性化作用脳細胞に栄養を与えるタンパク質(BDNA)の一種も唾液で作られます。

 

記憶力や、認知機能の向上が期待できます。

 

 

このように様々な作用があります。

次回は大切な唾液を守るために使えるアイテムなども説明していきますね🙋

 

 

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