北欧型予防メインテナンスについて
2020.5.18
・北欧型予防メインテナンス・
これまで行われていた歯科治療は、患者様全てに同じアプローチ方法で治療が行われ、
その後のメインテナンスも同じような方法で処置を繰り返して来ました。
ですが、患者様ごとに口腔内環境や体質などが異なるため、最適な処置とは言えず、予防効果にバラつきがありました。
当院では患者様ごとに検査・診断を徹底して行い、口腔内の虫歯菌や歯周病菌の割合、体質などを
把握した上で、一人ひとりに最適な予防法をご提案致します。
・もう治療したくない
・虫歯になりたくない
・歯周病になりたくない
1度は考えたことはありませんか?
悪くなってしまった歯を「治す」のではなく病気にならないように「予防」することで病気の早期発見・早期治療を実現しご自身の歯を長く維持して頂こうというメインテナンスになります。
・天敵のバイオフィルム・
歯はバイオフィルムという細菌の膜に覆われています。
これは歯磨きも抗菌剤も跳ね返してしまう程強力な膜です。
身近でいうと排水溝のヌルヌルしたヌメリと同じものです!
このバイオフィルムを完全に取り除かないと虫歯菌や歯周病菌の感染が起こります。
このバイオフィルムを徹底的に取り除くメインテナンスが北欧型メインテナンスです。
・治療が終われば予防歯科のスタート・
~北欧型予防メインテナンスの手順~
(歯周組織検査)
歯周組織の健康状態をチェックします。
(歯の染め出し)
どこに磨き残しがあるのかを色をつけて細かくチェックしていきます。
(ブラッシング指導)
染め出しで染まったところをブラッシングのクセを診断しつつ、患者様に適したブラッシング指導を行います。
(スケーリング・フロッシング)
スケーラーと呼ばれる専用器具を用いて、ブラッシングでは落としきれないプラークや付着した歯石を取り除きます。
フロスを用いて歯と歯の間に残っているプラークも取り除きます。
(PMTC)
3つのペーストを使い、歯に付着しているバイオフィルムを徹底的に取り除きます。
・症例写真・
この方は当院では北欧型予防メインテナンスを受けられてる60代の男性です。
ピンクや紫の色がついているところが磨き残しごついている場所になります。
歯の表面に横縞模様があり凸凹しているので、上手に磨かれていますが、プラークが残ってしまっています。
北欧型予防メインテナンスを数ヶ月続けた染め出しの写真です。
先ほどのピンクや紫の色はほとんど付いておらず、下の歯の横縞も薄くなってきました。
これは歯の表面のバイオフィルムだけでなく細かい凹凸もPMTCにより滑沢になってきたので、プラークが付きにくくなりました。
・担当の衛生士が歯を守るお手伝いをします・
当院では北欧型予防メインテナンス教育プログラムを修了した歯科衛生士が予防歯科を担当いたします。
なんとなく施術してもらったのではなく、きちんとした結果に結びつけることができるプロ集団が当院の歯科衛生士です。
「大阪 阿倍野 天王寺の歯科医院。阿部野橋駅(阿倍野区)、天王寺駅(天王寺区)すぐの歯医者です。
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インプラント、小児矯正、ホワイトニングなど、
精密、痛くない治療、大人の口腔内除菌をはじめ最先端予防、
特に子どもからの予防教育を心がけて生涯むし歯0を目指しています。」